長坂の戦い

レッドクリフと同時期なので影に埋もれた感は、ありますし、三國志というよりは、蜀書「趙雲伝」といった感じで、趙雲子龍 個人にスポットを当てた作品です。

趙雲は華のある将軍であり、前半~後半まで大活躍する武将です。
逆に言うとエピソードが多すぎて、詰めすぎると1本の映画でまとめきれない というジレンマがあります。

そこを上手く纏める為に 青年期の「長坂の戦い」、老年期の「北伐」を主軸にして 人生とは何かを問う作品となりました。

趙雲の英雄伝を描くのではなく、彼の若き日と老いた日を描く事で人生の喜びと無情を描いてます。

前半は、関羽や張飛と肩を並べて戦い、老いてからは関羽の息子である関興や副将のトウ芝ら若い世代と共闘します。

周りの人間が入れ替わる中、白髪になっても前線にいる趙雲、それを複雑な視線で見守る 故郷の先輩 サモ・ハンが演じる平安が複雑な心境で見つめるというのが物語の構成です。